2016/06/13

OSHO 禅タロット 条件付け(コンディショニング)

OSHO 禅タロット 
大アルカナ 15
条件付け (コンディショニング)


OSHO:
自分の人格を落とさないかぎり、あなたは自分の個で あること(インディヴィジュアリティ) を見いだすことなどできない。個であることは、 存在から与えられている。人格は社会が押しつけたものだ。 人格は社会のなかでは都合がよい。

社会は個であることに耐えられない。個であることは、 羊のように追従しないからだ。個であることにはライオン の資質がある。ライオンは独りで動く。

羊はつねに群れをなしている。群れのなかにいると楽で 居心地がいいはずだと期待している。群れのなかにいると、 守られて安全な感じがする。誰かが攻めてきても、群れの なかにいれば、自分を救える可能性がいくらでもある。だ が、独りだと? ライオンだけが独りで動く。

そして、あなたがたひとりひとりが、生まれつきのライオ ンだ。だが、社会が絶えずあなたがたを羊として条件づけ ている。あなたの心(マインド) を羊としてプログラムミングしている。

それがあなたに人格、当たり障りのない人格、素敵で、と ても都合がよく、ひじょうに従順な人格を与えるのだ。 社会は奴隷を望んでいる。どんなことがあっても自由に身を捧げてい る人びとなど望んでいない。社会が奴隷を望むのは、特権 をもつあらゆる者たちが従順さを望むからだ。

解説:
このカードは、あるライオンについての禅の古くからある話を思い出させ てくれます。

このライオンは羊に育てられたのですが、年老いた ライオンに捕まって池に連れていかれ、水面に映った自分の影を 見せられるまで、自分は羊だと思い込んでいました。

私たちの多 くは、このライオンに似ています——。私たちがもっている自己 のイメージは、自分自身が直接体験したことから生じるのでは なく、他人の意見から生じます。

内側から育つことができたかも しれない「個であること(インディヴィジュアリティ) 」が、外側から押しつけられた「人格(パーソナリティ)」 に置き換えられているのです。

私たちは群れのなかのもう一匹の羊にすぎなくなってしまい、自由に動くことができず、自分自 身のほんとうのアイデンティティを意識していません。

池に映 る自分の影をよく見て、他人からの条件付けによって自分はこう だと信じ込まされてきた、そのすべてを打ち破るために、動きだす時です。

踊り、走り、揺さぶり、ジベリッシュをしましょう——。 内側で眠っているライオンを目覚めさせるために必要なこと は、なんでもやりましょう。

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